津次郎

映画の感想+ブログ

感動 プライベート・ライアン (1998年製作の映画)

5.0

人には感じ取り方の違いからくるどうしようもない温度差があって、わたしがいいと思った映画でも、相手にはそれほどでもない、ということは、よくある。
当時、わたしはまだ若く、若さゆえに、いいと思った映画を周囲に喧伝するほど無邪気だった。
この映画に感動し、何人かに「いいから見ろよ」と言ったのをよく覚えている。
それを、この映画以降、しなくなった。
人は、人それぞれであることを知ったからだ。
くわえて、この映画に感じないなら、じぶんと他者の壁など、とうてい克服できないと思ったからでもある。そういう映画だと思う。

高校教師だと明かすシーンが好きで、なんどもなんども見る。