津次郎

映画の感想+ブログ

2020-01-30から1日間の記事一覧

邦画はテレビ出身の監督なら安心 祈りの幕が下りる時 (2017年製作の映画)

4.5場面転換で俯瞰になり景勝がぐわーっと寄ったり引いたり流れたりします。それが何度もあります。きれいな景色で、きれいなパンです。 撮影に腐心しています。40年の歳月を往き来する伊藤蘭や山崎努や烏丸せつこの顔のエフェクトにそれがしのばれます。伊…

巨匠、なのか? 散歩する侵略者 (2017年製作の映画)

2.5体を乗っ取られて、または擬態によって、宇宙人が人間の姿をしている設定は、ひんぱんにSF映画に使われます。そのばあい、人間の姿をしていながら、宇宙人を表現しなければなりません。態度が重要になると思います。 アンダー・ザ・スキン(2013)では、…

巨匠、なのか? 予兆 散歩する侵略者 劇場版 (2017年製作の映画)

1.5人の概念がどうなっているのか知らないが、ここでは家族、プライド、過去、未来、命、恐怖、異物などの言葉ごとに、分別管理されているようである。「それもらいます」と言い、額に触れると、そのアーカイブから、ひとつの概念が抜き出される。器用ではな…