津次郎

映画の感想+ブログ

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

驚きの展開 10 クローバーフィールド・レーン (2016年製作の映画)

4.0メアリーエリザベスウィンステッドを映画のなかに見ると、かならず思うのが、かわいすぎるってことである。とりわけ遊星やスイスやこの映画のように、horribleな主題をもっている映画に居るときほど、お嬢な顔立ちが、悪目立ちする。なんでこんな子が、こ…

ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

5.0サウスパークの作者であるマットストーンのインタヴューが出てくる。それを聞いて、ハリウッド映画で見てきたアメリカの学校が氷解したような気になった。 クルーレス、ヘザース、ミーンガールズ、イージーA、ウォールフラワー、僕とアール、スウィート17…

ジョンバダムの職人芸 張り込み (1987年製作の映画)

5.080年代はジョンバダム監督の黄金期でした。American Flyers、ショートサーキット、張り込みを鮮明に記憶しています。 よく感じるのですがBlue ThunderやWarGamesみたいな、とても僻地な素材を、一級の商業映画にしてしまう手腕がありました。いったい誰が…

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

5.0いい映画だったなとしみじみ思い出します。リアリティにも寄せながら、楽しい人物像もありました。クルーニーの一般人の感じが、いい絵になっていました。ウッドリーが演じたアレクサンドラは、過剰さのないリアルな反抗期の娘でした。シド役のNick Kraus…

ジェームズスペイダーが見つからないぞ アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (2015年製作の映画)

4.5人は人をすきだったり、きらいだったりします。したがって俳優はすきやきらいを被ってしまうものです。 テレビのある居間へ行くと、そこでは親たちが、テレビの誰某にたいして、あらんかぎりのすきやきらいを述べています。それが、お茶の間というやつで…