津次郎

映画の感想+ブログ

レッド・ハンター(2018年製作の映画)

2.0
たくましいジーナカラーノに好ましさを持っていたが、SNSの発言で炎上し、マンダロリアンを降板したのが、日本でもけっこう知られている。それ以外でもけっこうファンキーな発言を繰り返していて、イメージが変わった。
こじんてきに、左系文化人とか急進なフェミとかメンヘラとか、剣呑な性格の女には醒める。なおみとかメーガンとか希子とかね。

いっぱんに出自が筋肉業だとB級にとどまるものだがシュワルツネッガーやドウェインジョンソンのように抜けてトップ俳優になるひともいる。ソダーバーグの映画に主演したときはジーナカラーノも俳優でいけるような気がしていた。が、五輪開会式のディレクターしかりで、ユダヤ関連発言は西洋世界最大のタブーである。当面、表舞台はむりだろう。

imdb4.5、アポカリプス世界を描くばりばりのC級作となっている。この世界でもっとも重要なリソースは水と空気だが、いずれも汚染されているので、抽出するフィルター材料として銀の価値が高い、との設定。生活様態が開拓時代になっている都合、ほぼ西部劇が展開する。

このあと2019年にリチャードドレイファスと共演したのがあるがやはりB級で、デットプールなど一級作品にクレジットされているばあいは端役だった。じっさい(ディズニープラスの目玉作品)マンダロリアン起用は躍進のチャンスだったはず。米国でも日本でも芸能渡世の鍵をにぎるのは穏やかな性格である。

とはいえmilfな外見に惹かれてGina Caranoのクレジットがあれば見てしまう笑。このままCynthia Rothrockと化すのも悪くない。