津次郎

映画の感想+ブログ

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

若返りの泉 ファウンテン・オブ・ユース 神秘の泉を探せ (2025年製作の映画)

2.0 洋画の追いかけっこやカーチェイスでは露天商をひっくりかえすのがつきもので露天商というものはだいたいユーラシアの下の方で非シルクロードでグローバルサウスで、早い話が白人どもはアジアの繁華街の露天商をひっくりかえすのがアドベンチャーだと思…

たとえスウィーニーでもダメぜったい エコー・バレー (2025年製作の映画)

2.5 母と奔走したジャンキー娘の話で、グレンクロースとミラクニスのFour Good Days(2020)を思わせる関係性だが、母親が甘いところが違う。結果的に娘(シドニースィーニー)にやりたい放題やられる母(ジュリアンムーア)が描かれる。 Four Good Daysは薬…

映画とランプシェード ワン・セカンド 永遠の24フレーム (2020年製作の映画)

4.0 1975年、文化大革命の最後期。片や労働活動中に亡くなった娘が出ているニュース映画を見るために労働矯正施設を脱走した男。片や母を亡くし父親に捨てられた孤児の少女。幼い弟を養いながら必死に生き延びようとしているが、映画フィルムでつくったラン…

はめられた絵描き 英国式庭園殺人事件 (1982年製作の映画)

3.6 ブラックユーモアと淫靡と貪欲とシンメトリカル。トラウマ系エロ絵巻ピーターグリーナウェイ。UNextに初長編映画のThe Draughtsman's Contract(1982)があったので初めて見た。作家の処女作には原石がつまっているというが、確かにこの映画にはコックと…

バディコメディになった続編 ザ・コンサルタント2 (2025年製作の映画)

3.3 バディコメディになっていて成功した2と言えるが初作が好きだった個人的な理由はノワールコメディと哀愁だったので違う方向へ行ってしまったと感じた続編だった。しかし8年も経ってたんだなあ。 どこに出てくるバーンサルも野卑でお行儀が悪い。デヴィッ…

むしろたたかう細胞 はたらく細胞 (2024年製作の映画)

2.7 原作(漫画)はよんでません。 細胞が擬人化されている時点ですでに恥ずかしいが日胡(芦田愛菜)が白血病になってしまうと情陸風の感涙演出をぶっこんでくるので見始めていたときから浮いていた鳥肌がピンコ立ちしてきた。観衆が恥ずかしくなってしまう…

史上最恐の高所体験 FALL/フォール (2022年製作の映画)

3.7 東京スカイツリー(=634メートル)とほぼ同じ高さの廃テレビ塔へ登るというワンイシュー映画。予想よりずっと良かった。エクストリームスポーツのインフルエンサーが、許婚をうしなった悲しみを克服するために、より危険なことに挑戦するてな感じの筋書…

冬、春、夏、秋 私たちのラブストーリー Winter Spring Summer or Fall (2024年製作の映画)

3.0 優等生が自由人に出会って、心乱れるという話なんだが、その自由人バーンズを演じるパーシー・ハインズ・ホワイトの冬ジャケットに日本国旗が腕章みたいに張り付いてたんで、それが会話にあがってくるか見たかった。 レミ(オルテガ)は両親の期待にこた…

これぞ男爵芋 愛を耕すひと (2023年製作の映画)

4.0 荒れ地の開拓を性格のねじ曲がった領主に邪魔しまくられる話。史実に基づいて書かれた原作だそうで、デンマークの王政時代にドン引きする高ストレス歴史ドラマだった。 爵位を得るためとはいえ、不毛地帯でじゃがいもを育てて有効活用させようってのに、…

クズ彼氏からの解放 コンパニオン (2025年製作の映画)

3.7 従順なロボットの反逆というSFの形態をかりながら描くのは男のDVやグルーミングやミソジニーからの解放になっている。リーワネルの透明人間もSFの味付けをしながら独占欲の強い男に囚われた女の解放を描いていたが、あの感じと似ていた。 アシモフのロボ…

韓国発Netflix製アニメ あの星に君がいる (2025年製作の映画)

3.1 IMDBのユーザーレビューもRottenTomatoesもみんなほめている。絶賛という勢いは感じないがみんなほめていた。 が、個人的に感じたのは「雰囲気で持っていこうとしていないか」という感じ。 世界観・コンセプトデザインは整っている。キャラクターも生き…