津次郎

映画の感想+ブログ

映画「砂の器」に描かれていた選択的夫婦別姓の問題点

さちことよしおというYOUTUBEチャンネルの『4分でわかる!夫婦別姓がダメな理由を超わかりやすく解説する』という動画を見ていたら突然映画砂の器のシーンを思い出したので備忘のために記録しておきます。

今西警部補(丹波哲郎)が戸籍調査のため大阪を訪れる。

今西『この番地にこういう戸籍があるかどうかちょっと調べてもらいたいんですけど』
区役所職員『ちょっとおまちください(戸棚から台帳をだして調べ)ああ、ありますね』
今西『(びっくりして)え、ありますか』
職員『ええ原本に載ってますから』
今西『正真正銘ですか』
職員『区役所の原本にインチキはありません』
今西『うん、それはそうですけど(警察手帳を見せながら)ぼくはこういうものですが、原本をちょっと見せて頂くわけにはいきませんか』

今西『(原本を見ながら)まちがいないねこりゃ、この和賀英蔵さんと妻の克江さん死亡月日が同じですね』
課長『えっと昭和20年3月14日、あこれ空襲ですわ、この辺り一帯全部丸焼けになったそうですから』
今西『ああ空襲ね』
課長『あの、なにか』
今西『いやその仕事の関係上いままでこういう戸籍原本ときどき見せてもらったんですが、紙がちょっと新しいですね』
課長『ああ、前のは空襲で焼けましたから』
今西『焼けた?じゃあこれは法務局の写しをとったものですか』
課長『いやあ、法務局もたしか・・・ちょっと待ってください・・・やっぱりそうです、法務局のほうも燃えとりますわ』
今西『としますと、これはいったい何にもとづいて原本つくるんですか』
課長『そらあ本人の申し立てです』
今西『本人の申し立て?』
課長『ええ、震災で原本が焼けてしもうたばあいには本人の申し立てで本籍再生ちゅう手続きがとられますのや、これは法律的にみとめられとります、ハイ』

加藤剛が演じる和賀英良は本浦秀夫でもあるが、出生の記録が秘匿され、今西らの捜査を攪乱させる。

『大阪まで逃れた秀夫は、おそらく誰かのもとで育てられた、あるいは奉公していたものと思われる。その後、大阪市浪速区付近が空襲に遭い、住民の戸籍が原本・副本ともに焼失した。当時18歳の秀夫は戸籍の焼失に乗じて、和賀英蔵・キミ子(映画では克江)夫妻の長男・和賀英良として年齢も詐称し、新たな戸籍を作成していた。一連の殺人は和賀英良こと本浦秀夫が自身の過去を知る人間を消すためのものだったのである。』
(ウィキペディア、砂の器より)

本浦秀夫は戸籍の焼失に乗じて出自の詐称をはかったわけだが、選択的夫婦別姓が施行されると、戸籍の焼失によらずに、能動的に出自に作為を加えることができることになる。

そうなったとき物騒なのはアジア人が日本人名で戸籍に入ってくること。アジア人なんてまどろっこしい表現をやめるなら中国人と韓国人。日本人と見た目が似ている中国人や韓国人が『本人の申し立て』による日本人名で日本社会に入ってくるのが選択的夫婦別姓の問題点ということになる。

もともと中国人や韓国人を日本社会にはびこらせたい目的をもった連中がこれを推進しているのだから問題点なんていうのもヘンな話だが、選択的夫婦別姓は「特になんか問題あるのかな」と軽視して大丈夫な雰囲気をまとっていながら、じつは日本侵略の第一段階ともいえる戸籍破壊というクリティカルな喉頸を狙っているというわけ。くわばらくわばら。

今西『としますと、これはいったい何にもとづいて原本つくるんですか』

 

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