2025-01-01から1年間の記事一覧
この文で言いたいのは二点で、①白人に褒められると気持ちよくなってしまう日本人②日本や日本に属するものが褒められたとき、わたし/あなたが褒められたことになるのか──です。 ①と②には相関性があります。白人が絶賛しながら、日本料理を食べる、日本のアニ…
4.0 おばあちゃんの味食堂をつくる──という実話に基づいた話なのでタリアシャイア、ロレインブラッコ、ブレンダヴァッカロにスーザンサランドンという懐かしい名前が並んだ。チョボスキー監督がきれいなシンデレラ曲線を描く多幸感あふれるファミリードラマ…
1.0 原作脚本は誰もが知っている有名な脚本家劇作家演出家の重鎮。ネットの拾い記事によると──、作家は『どうにも納得がいかないという美の価値への思い』を出発点とし『60年前に仕込んだ子どもがやっと生まれてくれた』と構想60年をしみじみ語った。『時代…
2.3 リゾートアイランドで豪勢で裕福で外面としてはナイヴズアウトグラスオニオンやホワイトロータスを思わせるのに加え前作につづいてやたら衣装に凝っている。が、見た目に反しグダグダした展開でタイトル以外はツーのロジックを踏襲した。前作レビューで…
3.0 タイトルロールから物流網のインスタレーションのようで大型タイトル感があったが満島ひかりさんが力んでいて不自然だった。ほかの人はよかった。とくに大倉孝二と宇野祥平と岡田将生がじょうずだった。2024年11月14日に亡くなった火野正平さんの遺作と…
3.4 Andrew Tate以外に英国に問題はない──と言わしめたAndrew Tateとは元キックボクサーのインフルエンサー。2025/05/04時点のX上に1,076万人のフォロワーを有する。 男らしさ、男尊女卑、反フェミニズム、マッチョ的猛々しさを主義主張し推奨するウェブサイ…
3.2 A24史上最高の製作費を費やした映画と言われ興行も批評も成功した。 が、私見としてはゾンビを内戦にした映画、という印象。主人公はロイターの記者ら。リアルだがシチュエーションがありそうにないから、ジャーナリズム魂の根拠が希釈された。にもかか…
2.9 父親が暴力的だった女子が成長してつきあった男も暴力的だったという話がよくある。女性がもっている暴力へのトラウマが、暴力性向をもった男を引き寄せる「服従のフェロモン」とでもいうべきものに変換され、それを暴力的男たちが嗅ぎつける、というよ…
2.5 立花さんがよくテレビは核兵器にも勝る武器だと言うのは報道によって解釈をどんなかたちにも変えることができるからだ。報じることを脅しにあるいは見返りに政治家や権力者をてなづけることもできる。ロスチャイルドが昔「わたしに通貨発行権をよこせ、…
2.5 山場がはやすぎてパニクるのもはやい。キャラクタが直情的で良い人と悪い人が単純化されている。時事事案を反映させ、鉄道マニアや電車でGOファンに媚びつつJR職員おつかれ広報になっている脚本が白々しい。のんさんは緊張感を削ぐし、豊嶋花さんの役は…
5.0
4.0 いつかは賢いレジデント生活は2020年~2021年のドラマ賢い医師生活のスピンオフとして開発されたものの、撮影の予定が2024年韓国で起きた医療ストライキによって遅延したそうだ。 韓国は日本と同じ深刻な少子高齢化と同時に慢性的な医者不足をかかえてい…
0.5
一般的な画家は肖像画を嫌う。肖像を専門的に描く画家でなければ、たのまれても断る、または断りたいのが画家の心情だ。 じぶんは画家ではないが近くに画家がいるので肖像画や似顔絵を描きたくない画家の気持ちを知っている。理由は簡単で似顔絵・肖像画を描…
3.0 伝わってくるものがあったが言いたいことはある。むかしのことだが一般の国内映画冷評にたいして映画関係者が「必死で味噌汁をつくっている裏方の苦労なんかおまえたちにはわからんだろうな」とツイートしたのが話題になったことがある。じぶんはこのエ…
3.7 スティーヴンスピルバーグがこの映画をほめて「特に悪の凡庸性について意識を高める上で多くの良い仕事をしている」と語ったそうです。 スピルバーグが使った「悪の凡庸性」とは哲学者で政治思想家のハンナアーレントが1963年に著した本『エルサレムのア…
4.0 どういう話かだいたい想像つくが、落ち着いた丁寧な描写で見入った。くせっぽさや、いやなところもぜんぜんなかった。 imdbは5.7だったが、imdbに載っていたユーザーレビューに共感できる言及があった。そのレビューは、これは平均的映画で本当の評価は6…
1.0 日本映画には映画の品質より「俺様の才能を知らしめたい」気配を感じます。自己顕示欲がみえてしまうのです。海外の映画では監督の自己顕示欲がみえてくる映画がないので、これは日本特有だと思っています。日本の映画監督全員がそうではありませんが、…
3.2 ロボット工学三原則が使われているのと根底にロボットは意識をもつのか?というテーゼがある。さいきんみたザクリエイターにも同類の主題があったしA.I.やI, Robotやアリータやエクスマキナやウォーリー等々多くのロボット映画に偏在するモチーフであろ…
3.8 誰かにうつさないと破滅する笑顔の呪いの続編。呪いに罹るのは薬物乱用から立ち直ったポップスターのスカイライリー。架空ながら造形に瑕疵がない。じっさいドリューバリモアのショーに出る人はみんな闇のない健全発言をするのだが、それを始まりに置い…
財務省解体デモに対して、それを価値ある抗議としてとらえる意見と、意味がないという意見が出ている。意味がないというのは、財務省解体デモに参加しても、あなたの生活は変わりませんよということで、それはそのとおりだと思う。 わたしは貧乏だが、わたし…
日本人が受けるストレスとはなにか。世にはさまざまな状況の人がいるので一概にはいえないが全員を均してみると、ストレスとはいつもと違う事態に出くわすことであろうと思う。それは例えば事故や事件にまきこまれることともいえるが、事故や事件によらずい…
4.0 ベタで商業的だが感動した記憶がある。話はAn Officer and a Gentlemanやマーベリックのような定番構造で青年が厳しい訓練に鍛えられながら色恋もしつつ一人前に成長していく感じ。バーで一人でいるヒロインをくどけるかの賭とか酒場の乱闘騒ぎとかロー…
5.0チャーリー(ナターシャリオン)は嘘を見抜く能力をもっている。超能力のように並外れている。しかしそれが災いしてボスの悪事を知ることとなり逃走する。逃走の途上で毎回殺人事件に遭遇しそれを持ち前の勘と能力で解決していく。続き物とはいえ各話は独…
3.4 ミシェルトラクテンバーグの訃報があった。2025年2月26日、39歳だったそうだ。死因のくわしい報道は出ていないが直近で受けた肝臓移植の合併症の可能性がほのめかされている。近影は痩せて元々白かったのが更に白く黄疸も指摘されていた。バフィとゴシッ…
3.7 人気ミュージシャン「レディレイブン」のコンサートへやってきた父娘。予算とエキストラを投じたコンサートは現実的な臨場感があったが、主役クーパー(ハートネット)はどこに居ても頭一つ分でかすぎて(191㎝)やたら浮いた。彼は娘のライリーがaを4つ…
3.5 ホワイトロータスは役者ぞろいで人気も評価も高く賞も得たが個人的にはきをてらう感じがして好きではなかった。ドラマも想定内だとありきたりだと言われるし、想定外だときをてらっていると言われるし、視聴者(じぶん)も勝手なものだが、ホワイトロー…
3.7 2025年2月16日女優キムセロンが自宅で死亡しているのが見つかった。24歳だった。アジョシ、隣人、守護教師、私の少女、優秀巫女など子役~女学生役で見知った顔で、主演も冠ドラマもある女優だった。セロンは2022年5月飲酒運転をして物損事故をおこした…
4.0 低予算映画へのオマージュというよりダイアログ重視な映画になっていて顧みると昔のタランティーノは登場人物の会話に長尺をとるスタイルだった。とりわけ有名なのは多分レザボアドッグのマドンナスピーチと呼ばれている巷談だと思う。ダイナーにいると…
2.4 エイミーシューマーがフェイク腹をつけている画像を見ただけで「フェイク腹をつけていい気分になって外せなくなっちゃうんだな」というところまでわかった。それで起こりそうなドタバタも詳細ではないにせよぼんやり想像できた。そうすると見る前から半…